2019年3月18日月曜日

その時、歴史が動いたのかもしれない。

 やはりそれは世の中を相手に広く活躍をしていたわけで、そういう人が法を犯したのだから相応の社会的制裁を受くるべきと思う。しかしながら、だからと云ってピエール瀧氏がこれまでその制作にたずさわった音楽、映像、その他あらゆる作品が即座に封印され、市場/史上において未来永劫なかったことになってしまう、というのはやはりどうも行き過ぎのような気がしてならん。
 そうしてまた、これが行き過ぎだと感じる一つの原因として、氏の作品の提供元が、氏が逮捕された途端、それら作品を一目散に、それこそヒステリックと映るほどの周章てぶりで、光速に作品を引き上げてしまうことにもあるように思う。
 そこからは、法を犯したものとの関係を即座に絶ちたいという意識しか感じられず、そこに犯罪とは何か、芸能とは何か、文化とは何かといった本質的な問いが全くないのもよろしくないと思う。ただただ硬直した発想で作品を一目散に引き上げてしまうのがよろしくないと思う。
 ピエール瀧氏という大物が挙がった機会だから、これを好機と捉えて芸能・文化の本質を見据えた議論が必要と思う。

 閑話休題

 しかしあれですかね、こうした我が朝の対応が海の向こうで適用になった場合、名うてのヤク中だったキャリー・フィッシャーを擁する『スター・ウォーズ』シリーズもあかんようになるんスかね。

 閑話休題

 ニュージーランドの事件を見ていて感ずるのは、うーん、こんなにまで承認欲求という奴をこじらせた連中が、それこそ洋の東西を問わずにいるということで、うーん、いや、承認欲求とは違うのか。でも、動画で世界中に自分の思想信条を発信できるという事実に酔っている部分は否定できないと思うんだがなあ。まあ、我が国で育ち海外に渡ったことのない僕などからすると、これに宗教が絡んでくるともう理解の範疇を超えてしまうのだけれど、ただ、この十年の間にわが国においても爆発的に増えた移民の皆さんの存在を思うにつけ、あと二十年もしたら我が国でも同様のことが……という考えがふと浮かんできてならんね。その時は逆に我が同胞がやられているような気もするけど。

 閑話休題

 人間動物園。

 閑話休題

 やっばりあれですかねぇ、同じ警察に就職をした人たちでも、マトリの第一線で活躍し、ピエール瀧氏のような大物を挙げるような警察の人と、小学生の上履きを何足も盗んだ名も無き犯人を逮捕、その押収した上履きを、報道の人に見せるために警察の道場に並べる仕事をなさっている警察の人とでは、やっぱり随分と差があるのかしらねぇ。警察内で差別されたりするのかしらねぇ。

 閑話休題

 人なんて放っておけばすぐに人を差別するものだし、またそれがSNSの時代になって著しく顕在化したよね。自分の了見の範疇にないことをやっている人を見ると、とにかく批判的に、悪し様に云う人ってたーくさんいるものね。SNS以前には、そういう類の人がこーんなにいるとは思いもよらなんだよ。

 閑話休題

 次の元号はまた昭和でいいんじゃないかしらん。いかにも過去に生きている国みたいでいいじゃん。あるいは「又昭和」にするとかね。

 閑話休題

 ああ、獣神サンダー・ライガーもとうとう引退するんだなあ。そらそうだよなあ。ライガーって全身タイツで見た目ソフビ人形みたいだから年齢が消えちゃうけど、闘魂三銃士より先輩なんだよなあ。いま、四度目の年男を生きている僕ちゃんが小学六年生の時には山田恵一としてもう新日本プロレスに居たんだもんなあ。でもいろんな試合を見たなあ。まだ素顔だったのはもちろん、一介の若手だった頃、一回目のヤングライオン杯の優勝戦、両国で小杉に負けた試合を観たなあ。まだ獣神ライガーだった頃、やはり両国で佐野直喜と闘ったダブルノックアウトの試合も観たなあ。ペガサス・キッドとのタイトルマッチも観たなあ。あの頃、ライガー、佐野、野上、ペガサス・キッドなんかが、当時の常識を超えた激しい試合をやり始めたんだよな。あの頃のジュニアの試合がいまの新日の原点という気がするね。その後もたくさん観た。青柳政司との喧嘩みたいな異種格闘技戦は興奮したっけなあ。スーパーJカップは本当に面白かったよなあ。他の団体を巻き込んでジュニア王座8冠統一の実現もしたし。橋本との階級を超えたシングルマッチもあったなあ、対ヘビー級用のコスチュームで登場してなあ。Uインターとの対抗戦で佐野と再び相まみえた試合では、当時Uスタイルだった佐野にトペを飛ばせたんだ。ムタとの異次元対決ではマスクを破られたんだけど、その下に恐ろしいペイントをしてたんだよなな。パンクラスに上がって鈴木みのると闘って、既にプロレスの範疇には居なかったパンクラスに議論を巻き起こしたんだ。いや、ほんと、思い出は尽きないねぇ。
 いつもここで書いていることだけど、ファンっていうのは、観ることと忘れずにいることしかできないんだよなあ。だから一所懸命に観なくちゃいけないんだ。

 閑話休題

 ではそんなことでお後がよろしいようで。我がベイスターズのドラ1ルーキー、上茶谷の投球フォームってなんとなく盛田幸妃のフォームに似てるなあ。いずれにしても上茶谷はいいピッチャーになりそうだ。そのマウンド捌きからはバッターと対決するんだという意識が芬芬と漂ってくるしね。バットをへし折るのに快感を感じてそうな投手。伝統的に大人しい我がチームの投手にあって異彩を放つかもしれん。


ありがとうございました。これからもよろしく。

 とりあえずこのWeb日記と云い張っていたブログは今日でおしまいにします。  閑話休題  昨年の五月、置かれた状況・環境に翻弄されてすっかり減退してしまった創作意欲に再び火をつけて、みやかけおを再起動するのを目的に、ブレインストーム的にブログを始めたのですが、あれから一年...