ラジオはいろんなマスメディアの中ではかなりリスナー、受け手との距離が近いものだと思う。特にAMラジオの平日昼のワイド番組となると、それをいつも聴いている人にとってはすっかり生活習慣の一つとなってしまう。だから、そういう暮らし向きをしている僕にとって、TBSラジオ『たまむすび』を聴くのは生活習慣の一つ。メイン・パーソナリティの赤江珠緒女史の、テレビ出演時にはけして見られぬ桁違いのポンコツぶりに笑い、そうして女史が繰り出すエッジの効きすぎたポンコツに対して、暖かくも鋭く突っ込み、その笑いを倍加させる各曜日毎のパートナーの見事を、まったく以って日常の風景として、気楽な感じで、自分もそこに加わり至極楽しい雑談をしているようなつもりで楽しんでいた。それだけに、ピエール瀧氏の逮捕はまことに残念で、送り手と受け手の距離が近いラジオの人だと認識しているからこそ、テレビその他で報道されるニュースソースとしての取り扱い以上の衝撃を受けている。今日放送の『たまむすび』で、水曜パートナーの博多大吉師が発した「たまむすびはこのメンバーで永久に続くものだと思っていた」という発言と同じようなことをリスナーとしても思っていたわけで、そういう、当たり前にあるものだと思っていた、日常を構成する一片が突然なくなってしまったことに落胆、というか困っている。この事実に対してどう反応していいのかわからずに心が困っている。
閑話休題
歴史的に見てもこれだけ薬物の使用による逮捕者が出ているのに、未だ、芸能界から薬物の使用が消えないというのは、やはり、相当に根強いネットワークというのか、それを供給する巧妙な手段があるのだろうと想像できるのだがどうなんだろうか。でもピエール瀧氏ならば、そういう悪い波を器用に躱して行ける人だと思っていた。もちろん、メディア上で見た印象だけだから、本質的な、生活者としての素性の面まではわからないのだけれど。それでも、本業の電気グルーヴを始めとするアーティスト/演技/タレント活躍からも、また、主にラジオで表現される生活者としての姿からも、我々一般市民が理想とする仕事ぶり、暮らし向きを軽々と、易々と、サンダル履きの感じで実践している印象を受けていた。そこから、薬物との繋がりを想起させる悪辣な要素は一切見受けられず、故に報道を見るにつけ、またこれまでの活躍を思い出すにつけ、何故、と不思議に思うばかり。やはり、魔が差した、ということなんだろう。
閑話休題
ではそんなことでまた。珠ちゃんも、広瀬麻知子アナウンサーも辛かろうになあ……明るくって笑ってばっかりの人が悲しんで泣いている姿は、普段が楽しいぶんだけ余計に辛くなる。
2019年3月13日水曜日
ありがとうございました。これからもよろしく。
とりあえずこのWeb日記と云い張っていたブログは今日でおしまいにします。 閑話休題 昨年の五月、置かれた状況・環境に翻弄されてすっかり減退してしまった創作意欲に再び火をつけて、みやかけおを再起動するのを目的に、ブレインストーム的にブログを始めたのですが、あれから一年...
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しかし今年はなんという年なんだろうか。まだ今年が始まってから三月しか経たぬというのにピエール瀧氏は逮捕されるしショーケンは死んでしまうし森昌子氏は辞めると云い出すしイチロー選手は引退してしまうし獣神サンダー・ライガー選手も来年には辞めるというし市原悦子氏も死んでしまうしザ・デス...
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そういうわけだから六、七年ぶりにツイッターでつぶやきをすることにした。はっきりとした理由はないが、昨夏から自分の身の回り、あるいは世の中的な部分においても、変化しているなと感じることが続いていて、ああそうか、これはもう自分も変化する時期に来たのかも知らんなあ、ちょうどこれまでの...