2019年1月30日水曜日

サヨナラダケガ人生ダ

 部屋を片付けようと思った。今の住処に弾き越してきてからもうずいぶんになるが、その時に持ってきたもの、使うかどうかわからないがとりあえず押入れに突き込んでおけ、そう思って突き込んでおいたものをみんな出そうと思った。大したものはない。せいぜいあったところで着なくなったスエーターとかそんなものばかりだ。
 こういうとき、ちょっと気の利いた人ならばメルカリなんかに売って小金を儲けるのだろうが、あいにくと僕は体が大きく身長が3メートル47センチ、体重が368キログラムもある(真実)からなかなか売り飛ばすことができない。
 しかし僕は思う。物を片付けるに際して小金を儲けることなど考えないほうがいいのではないか。どんどん捨てたほうがいいと思う。断捨離というほど大袈裟ではないが、過去との決別、新たなる自分に向かってゴーイングするという意味において捨てるべきだと思う。そらあこれはエコな行為ではない。しかし時と場合によってはエコよりもエゴを優先すべきことがあると僕は思う。
 と、急にそんなことを云い出したのはなんのことはない、片付けを始めた途端、押入れの中からいろんなガラクタを出した途端、果たしてどうかたをつけたらいいのかわからなくなり、結果、部屋がいわゆるところの汚部屋のようになってしまったんである。さてどうしたらいい。みんな捨てればいいというけれど。さて、どうしたものか。いっそここに住もうか。この乱雑極まる汚部屋に座机を置いてそこで原稿を書くマネでもしたら坂口安吾みたいになるかな。桜の森の満開の下はとっても恐ろしいぞよ。

 閑話休題

 不図思ったけど、あのほれ、別段こちらは何も聞いていないのに「俺、全然テレビって見ないんだよなあ」とか云ってくるなんかスカしたみたいなよくわかんない人があるけれども、あと何年かしたら、こういう人々と同様に「私、全然SNSとかやらないんだよねー」なんて、スカした感じで云ってくるよくわかんない人が出てくるんだろうかねぇ。

 閑話休題

 SMAPからジャニーズのアイドルは積極的に解散しなくなったけど、あれやっぱり無理があるんじゃないのかなあ。アイドルの醍醐味って一瞬しかない青春というか思春期のひとときを共に過ごす、ってところにあるんじゃないのかしらん。モー娘。みたいにメンバーが入れ替わっていくんならまだなんとかなると思うけど。
 青春時代というか、思春期の終わりを実感できないというのもなかなか辛いもんだと思うけど、そういうもんでもないのかな。本来いつまでもそれは続かないものだからなあ。そうしてまた続かないから価値が生まれるんだと思うんだけど、そういうもんでもないのかなあ。ずーっと仲がいいなんてありえないしねぇ。
 コント55号みたいに解散はしないけど別々の道を進んでいく、みたいにすればいいんだろうけど、それだとジャニヲタの皆さんが嫌がるのかな。グループが存在している以上、グループでの活動をしないと嫌なのかなあ。

 閑話休題

 山口百恵が引退したときなんか、自分はまだ小学三年生かなんかだったけど、さよならコンサートをテレビで観たときには、一つの時代が終わっていく感じがすごくしたもんなあ。そうしてその直後に松田聖子がばーんと売れて、アイドルがまた違う時代に入っていくんだ。そういう区切りって必要だと思うけどね。そういう区切りがないと、時代が動く感じもしないから、世界がひどくのっぺりしたものになっちゃう。テレビの笑いが全て吉本興業になってから、テレビの笑いに変化がなくなったもの。時代と呼吸している感じがしなくなったもの。

 閑話休題

 話は変わりますが、近頃、主にハラスメント方面ですが、男性目線で意見を述べると、男女平等の意識が足りないと鋒鋩打たれますが、その一方で、昨今頓に、女性目線で恋愛や性愛の記事やそれを執筆するライターが増えてきたように思うのは、僕が男性だからこその被害妄想ですかね。”OLの経験を生かした女性視点からの恋愛コラムを多数執筆”、みたいなプロフィールが附記されているライターの書く記事って、基本、女性の視点しかなくて、まあ、内容的にハラスメントなものではないにせよ、なんかちょっと引っかかる。ananのセックス特集はエロではない、的な、なんとなく承服しかねる感じの。

 閑話休題

 もうインターネットについて考えるのは無駄だし意味がないかもしらんなあ。フォーマットとして利用するしかないなあ。まあ、風車に戦いを挑み続けるのも、いいのかな。よくわかんねぇや。

 閑話休題

 ではそんなことでお後がよろしいようで。ああそうそう『偽りの黒真珠』面白かったですよ。始まりは『オホーツクに消ゆ』で、途中から『ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者』の感じになったね。当時のアドベンチャーゲームと比べるとメモリの制限がないから台詞の量が膨大で、ちょっと読むのに苦労した(ひらがなが90%だったからね)。逆説的にいえば、当時の、メモリ制限が厳しい中であれだけの印象的なストーリーを紡いでみせた堀井雄二の凄さを改めて知った感じもしたよ。



ありがとうございました。これからもよろしく。

 とりあえずこのWeb日記と云い張っていたブログは今日でおしまいにします。  閑話休題  昨年の五月、置かれた状況・環境に翻弄されてすっかり減退してしまった創作意欲に再び火をつけて、みやかけおを再起動するのを目的に、ブレインストーム的にブログを始めたのですが、あれから一年...