2018年5月4日金曜日

web2.0に進化したよ! 十年遅れで!

 まあそう云うわけでブログを持つことになりこれでとうとう僕もWEB2.0を全身で体現することになった。しかしあの頃、大見得を切って鼻を膨らませつつウェブにいてんぜろ! とか声高に叫んでいたあの人たちはどこに行ったのか。きっとどこかにいるんだろうが、いまはなにを云っているんだろう。やはりまだ大見得を切って鼻を膨らませてなんか云っているのだろうか。少し前にお金2.0なんて言葉があったと記憶するが、そんなようなことを云っているのだろうか。まあなんでもいいや。現象に言葉をつけることでさも自分がその現象を発見した。みたいに振る舞う人って多いものね。
 似たような感じで、やたらレッテルを貼りたがる人が頓に増えたね。ちょっと日本えらい、みたいなことを云うとウヨウヨ、とか云って、反対のことを云うとサヨサヨ、なんてすぐに云う。なんなんだろうねあれ。ああ云う人々はやっぱ人間を一方向からしか見ないのかしらん。まあなんだかわかんないけど、なんにしても僕はいまWEB2.0の只中にいるんだぜ。十年前の世界を生きているんだぜ。

 閑話休題

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 ※画像はアップロードのテストで内容とは関係ありません。つってな。

 閑話休題

 イチローを全て観られた幸せ。結局、観客って観ることしか出来ないんですな。懸命に観て、いつまでも忘れずにいることしか出来ないんですな。けれども、そうすることでしか、そこからしか見えないものってのがあると思うんですよ。観るだけ。そうしていつまでも記憶しているだけ。ただそれだけ。懸命に。細胞に擦り込むようにして。

 閑話休題

 kindleで見つけたから出来心で買って久しぶりに読んだら止まらなくなった筒井康隆大人著『家族八景』。思い出すのは一九九二年五月頃のよく晴れた土曜日、当時の知り人と横浜スタジアムへ野球を観に行こうと約束、JR川崎駅で待ち合わせをしたら当日になって知り人がいつまで経っても来ない。いまのように電話を持ち歩く時代ではなかったから結局、二時間待ちぼうけだったのだが、その待っている間に『家族八景』をすっかり読み了えてしまった。
 野球の方は当時大洋ホエールズにいたシーツなる外国人選手の止めたバットに当たった打球が三塁線を抜けて我がホエールズがサヨナラ勝ちをした。知り人とは現地で解散、その帰宅の足で自宅近傍の書店に直行すると『家族八景』の続編である『七瀬ふたたび』『エディプスの恋人』を同時に購入。あくる日が日曜日で休みで用事もなかったから家から一歩も出ずに二冊を一気に読み了えた。けして読書家ではない自分がこれほどまでに、熱に浮かされたごとくに読書をしたのは後にも先にもこれが最後であった。
 二十六年ぶりに邂逅した火田七瀬嬢はやはり知的で可憐で優しくって強くって不思議で、素晴らしい小説世界の主人公であった。そうしていま『七瀬ふたたび』を読み了えてこれから『エディプスの恋人』に向かうところだ。

 閑話休題

 しかしすっかり歳を取ってしまって小説本を読む体力も落ちているから二十六年前のように一気に読むことが出来ない。そのぶん、昔よりも長い間、火田七瀬嬢と共に居られる。

 閑話休題

 ではそんなことでお後がよろしいようで。なにができるかお楽しみ。まあ、なにも出来ないと思うがね。なにしろ十年遅れてるんだから。






ありがとうございました。これからもよろしく。

 とりあえずこのWeb日記と云い張っていたブログは今日でおしまいにします。  閑話休題  昨年の五月、置かれた状況・環境に翻弄されてすっかり減退してしまった創作意欲に再び火をつけて、みやかけおを再起動するのを目的に、ブレインストーム的にブログを始めたのですが、あれから一年...