2018年6月15日金曜日

御礼旁々ご挨拶まで

 そういうわけで一年半以上ぶりに、自分のホームページに作品をアップすることができて私はいま、結構安堵しています。私ごとで恐縮ですが、この三年くらいちょっと大変な状況が続き、ああこれはもう愈々、みやかけおをやってる場合じゃないかなあ、と悲観しておったのですが、やはり時間の経過とは偉大なもので、大変な状況も次第に落ち着き、どうにかこうにか、みやかけおであることを続けられそうだ、となり、この分であればまあなんとかずっとやって行けそうだと思っておる次第です。
 作品をご覧いただいた皆さま、ツイッターでリツイートやスキをして下すった皆さま、ありがとうございます。亦、ご覧いただいていない皆さまにおかれましては、時間的にはすぐに観終えられる短い作品ですので、ご笑覧いただきますれば幸いに存じます。よろしくどうぞ。

 『<a href="http://garbage-coll2.sakura.ne.jp/v2/works.html" target="_blank">thumbs up!!</a>』リンク先、最新作、とあるところからどうぞ。

 閑話休題

 でもやっぱりなかなか難しいのは、昔に比べて体力が落ちているので作るに当たって集中力が続きません。将棋の羽生名人も、集中力を下支えするのは体力と申されておるようですが、実にその通りで、特に、笑いに関してはやはり作るには余計に体力がいるように思います。
 泣かせたりするのははっきり云って簡単なように私なぞは思います。1+1=2をやればいいのですから。ある状況の中に人間を放り込んで、その状況に即した形で人間を動かせばそこそこの話が出来上がるように思います。関係の厚い人が死ねば無論悲しい、そんな当たり前のことを直截に描けばいいのですから。
 翻って笑わせることは、1+1=5をやって観る側を満足させることのように思います。ある状況の中に人間を放り込んで、その状況とは異なる動きをその人間にさせなければなりません。関係の厚い人が死んだのに可笑しいと思わせる部分を見つけ、そこを描こうとするのですから、まじ面倒です。捻りを加えるのですからやはり体力が余計に要ります。
 でもだから作っていて面白い、とも思うので、僭越ながら私なぞも、観てくださる皆さんを、たとい一瞬だけでも笑わせることができたらいいなあ、と、いつも念願しておるのですが、なかなか難しくって思うように行きません。また私の場合はインターネットの体裁にドラマ的なことを入れるという非常に無体なことをやっているので、余計に面倒です。と、自分で自分のやっていることはとても大変なことだ、と誉めそやすことで自分を盛り上げます。すごいぞ俺。偉いぞ俺。天才だ俺。いいぞ俺。って、とほほ。

 閑話休題

 なんと云うか成る程、たいこ持ち・幇間と呼ばれる職業ってやっぱり必要だったんだろうなあ、と思うネ。偉くなればなるほど、人から悪く云われることも多くなるのだろうし、人なんてそんなに自信を持ち続けられるものじゃあないしね。西洋の王様が道化師を傍に置いたのもそういうことなのかもね。そうして褒めてもらったり笑いの中に本音を云ってもらったりすることで、人間的な心のバランスを恢復させるのかもしらんね。

 閑話休題

 あとあれね、昔はインターネットが世間と隔絶されていたから、陽の当たらないところで安心して作品を作って遊んでられたんだけど、いまは世の中と陸続きになってしまっているから、本当に笑いを作って世の中を渡っている人と同じ光がこちらにも射し込んできちゃう。結果、所詮俺なんて……的な感じになっちゃうからまじ嫌。
 仮に自分がいまの時代の若者だったら、作品を作って人前に晒すなんてこと絶対にできなかっただろうなあ。まあ、つまりは今の自分の状況が私の限界、というか、ほどの良いところ、ということです。

 閑話休題

 話は変わるが、首相官邸でのぶら下がり会見というのか、あれの仕舞い頃になると、総理大臣が向こうに去って行ったのを見計らって「総理ー! 〇〇が〇〇と言っていますがそれについてはー!」って、答えがもらえるはずの無いタイミングで声をかける記者ってのが決まっているけれども、仮にあの、声をかけるだけの仕事、があったら是非やりたいね。あれはもはや様式美だもの。成田屋! 的な。

 閑話休題

 そういや、成田屋! みたいな大向こうからの掛け声ってのはあれだってね、開国して西洋が入ってくるまで、我が国には観劇などの際に拍手を送る、という習慣がなかったが為に、あの手の掛け声が生まれたのだというね。確か昔WOWOWに入っていた頃に観た歌舞伎の番組でそんなことを聞いた。

 閑話休題

 ではそんなことでお後がよろしいようで。まあ端っからベイスターズが今年優勝できるとは思ってなかったからねぇ。だって去年だって日本シリーズに出たったって、所詮シーズンは三位なんだから。開幕からこれだけ選手が揃わないのによく五割近辺で保っている。今永ウィーランド濱口が開幕に間に合わなくて石田桑原倉本が経験値リセットの状態だもの。そう考えたらよくやってる。それだけ選手層が厚くなってきたんだろう。三年前の状況でこのぐらい選手がいなかったら断然最下位だ。

ありがとうございました。これからもよろしく。

 とりあえずこのWeb日記と云い張っていたブログは今日でおしまいにします。  閑話休題  昨年の五月、置かれた状況・環境に翻弄されてすっかり減退してしまった創作意欲に再び火をつけて、みやかけおを再起動するのを目的に、ブレインストーム的にブログを始めたのですが、あれから一年...