2019年2月13日水曜日

馬鹿野郎、まだ始まっちゃいねぇよ。

 小供の時分に親からそう云われてやっただけでとてもそれが好きだとか熱心にやったなどとは口が裂けても云えないのだけれど、仮令ほんのいっときであっても自分が体験したスポーツというのはそれをやらなくなった後でも興味を持って観るもので、そういうわけだから僕は池江璃花子選手が注目され始めたときから割に一所懸命に観てこりゃあすごいと驚嘆しながら応援していた。日本の女子スイマーであれほど豪快に、水面を叩いて砕くが如くに泳ぐ人は記憶になく、なんというか観ていて陶然となるような力強い泳ぎで、これでまだ高校生とは、果たしてこれからどこまでの高みに登るのだろうと期待を抱いて観ていただけに、余計に今度の病気の話には驚いた。しかし早期での発見だというから、病癒えていずれ復活をしてくれるものと期待をしている。彼女のスイマーとしてのキャリアはまだ始まってもいない。

 閑話休題

 大臣なんてほとんど馬鹿なんでしょう多分。もっというと政治家なんて基本的に人として破廉恥なものだと思いますよ僕ぁ。私を信用してください、私は真面目にやります、身命を賭して、とか人々に向かって広言して憚らないなんて、基本的に破廉恥な人じゃないとできないと思うもの。間抜けなコメントを発する大臣も、その間抜けなコメントを鬼の首でも取ったように論い、政局にしようとする野党の議員も破廉恥極まりない。同じ穴の狢たぁこのこった。

 閑話休題

 あれは野茂英雄氏が現役時代に云ったのだったかなあ。「アメリカの記者は一人で来て鋭い質問をしてくる。日本の記者は大勢でやってきて馬鹿な質問をする」ってのは、誰が云ったのだったかなあ。
 しかしそうして我が国の記者連中が馬鹿なのだとしたら、そういう記者連中の書いた記事や報道を見ている我々が馬鹿だということなんですよね多分。

 閑話休題

 話は変わるが、あまりに評判が高すぎて逆に忌避していたのだけれど、意を決してAmazonビデオで『カメラを止めるな!』をレンタルして観た。いやあ面白かった。多少ネタバレになってしまうが、冒頭のゾンビドラマの端々にあった違和感から、ああ、これはバックステージものだな、と察しがついた。さてどう展開させるのだろうと思ったら、見事なドタバタで、予想通りでありながらその予想を超えてくるという、良い喜劇のお手本みたいな内容で、観終わった後には部屋で一人画面に向かって拍手をした。観ながら、東京サンシャインボーイズが二十年以上前に上演した舞台『ショウ・マスト・ゴー・オン 〜幕を降ろすな〜』を思い出した。いやあほんと、面白かった。

 閑話休題

 しかしあのバイトテロの連中がはしゃいでいる動画を見るたびに、あいつら市中引き回しとかにできないのかな、と思う。顔に布を被せて一目見ただけでは判別できないようにして、あとは手鎖と足枷を嵌めて馬の背に乗せて、そいつが不埒を働いた店が存在する地域を引き回す。それを見ている市民の我々が、当たっても痛くはないけどなんか悔しい感じのする、モヤットボールみたいな球をそいつに投げてぶつけていい、みたいな、そういう新たな処罰の方法が必要だと僕は思う。

 閑話休題

 ではそんなことでお後がよろしいようで。いや、お後がよろしいと思っているのは僕ばかりなのか。そうなのか。これをお読みの皆さんは別段、お後がよろしいなんて思ってないのか。つーか、ここでのお後ってなんなんだ。これが寄席ならばお後とは次の演者のことだけど、ひとり寂しくインターネットの最果てみたいなところで愚図愚図やってるばかりの僕に、お後なんてないじゃないか。どうなってるのか。まあどうでもいいかそんなこたぁ。うん、いいな、どうでも。そういうことでこれからもよろしく。ぷっすん。

ありがとうございました。これからもよろしく。

 とりあえずこのWeb日記と云い張っていたブログは今日でおしまいにします。  閑話休題  昨年の五月、置かれた状況・環境に翻弄されてすっかり減退してしまった創作意欲に再び火をつけて、みやかけおを再起動するのを目的に、ブレインストーム的にブログを始めたのですが、あれから一年...